急性尿細管間質性腎炎(きゅうせいにょうかんしつせいじんえん)|用語集

医療に関する業界の専門用語等、意味をわかりやすいように解説した用語集・辞典です。内科・小児科等の病院に関する用語について紹介しています。ご自由にお役立て下さい。

急性尿細管間質性腎炎(きゅうせいにょうかんしつせいじんえん)

尿細管間質性腎炎は「尿細管」と「間質」の原発性障害で、腎機能低下をもたらします。
急性型はほとんどの場合アレルギー性の薬物反応または感染症が原因です。
慢性型は多種多様な疾患に関連しますが、遺伝的、代謝的、閉塞性尿路疾患、慢性の環境有害物質またはある種の薬物とハーブが挙げられます。

【急性尿細管間質性腎炎の原因】
最も多いのは、薬剤に対するアレルギー反応です。
ペニシリンやスルホンアミドなどの抗生物質、利尿薬、アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)などがアレルギー反応の誘因となりえます。アレルギー反応を引き起こすまでの期間には、5日間から5週間と大きな幅があります。

【急性尿細管間質性腎炎の症状】
原因によって異なりますが、薬疹や発熱、関節痛、背腰部痛などがあます。
血液検査では好酸球増加、IgE上昇などが認められ、尿所見では蛋白尿、血尿、無菌性膿尿、白血球円柱の出現、β2ミクロ グロブリンやNAGの上昇などが認められる。

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