むくみ(浮腫)は腎臓病のサイン?

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むくみ(浮腫)は腎臓病のサイン?
▼ むくみ(浮腫)とは?
皮下組織に水分が溜まった状態のこと
むくみ(浮腫)とは?

一般にむくみは専門用語で浮腫(ふしゅ)と言います。むくみは、血液中の水分が血管の外に異常に浸み出してしまう状態になることで、多くの方が経験したことのある症状です。

お酒を飲んだ翌日に顔がむくんだり、長時間の立ち仕事で足がむくんだりすることがありますが、しばらくすると治まることから、通院するほどでもないと考える方が多いようです。

むくみは細胞と細胞の間の水(組織間液)が異常に増加して膨張するため、水分が血管から染み出すようになります。

血管は水やミネラルなどの小さなものは通れるようにできており、健康な場合であれば、血管の外側と内側の圧力がバランスを保つため通常はむくむことはないとされておりますが、血管にたんぱく質などの大きなものが通る場合には、むくみが起こります。

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▼ むくみは腎臓病の初期症状?
むくみは腎臓病の初期症状?

むくみの原因が腎臓病によるものであることは少なくありません。ネフローゼ症候群急性糸球体腎炎慢性腎臓病CKD)など腎機能が低下するとむくみが現れることがあります。

むくみの原因には、水分やアルコールの摂り過ぎ、立ち仕事、ストレスなどが考えられますが、なかなかむくみが取れなかったり、尿の出が悪くなったりしたときは、危険な病気のサインであることがあります。

むくみの症状が酷い場合は内科医に相談するようにしましょう。

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