疥癬|用語集

医療に関する業界の専門用語等、意味をわかりやすいように解説した用語集・辞典です。内科・小児科等の病院に関する用語について紹介しています。ご自由にお役立て下さい。

疥癬(かいせん)

疥癬は、ヒゼンダニ(疥癬虫(かいせんちゅう))と呼ばれるダニが皮膚表面の角質層に寄生して起こる感染症です。
 ヒゼンダニに寄生されてから1~2カ月の無症状期間をへて、腋わきの周囲や腹部、陰部などにぶつぶつが現れます。かゆみが強く、とくに夜に増強するのが特徴です。手首や手指の間には、疥癬トンネルと呼ばれる細くて灰白色で長さ数mm前後の線状の皮疹ひしんがみられます。
 抵抗力が低下している人では、全身が赤くなったり、皮膚がザラザラして厚いカサブタをつけた重症型の角化型疥癬になることがあります。角化型疥癬の場合は皮膚に多量のヒゼンダニが存在するため、肌が触れなくても剥がれたカサブタが飛散して感染し、集団発生のもとになるので注意が必要です。

性感染症内科の関連用語一覧
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尿検査:淋病感染症、性器クラミジア
分泌物の検査(男性):淋病、性器クラミジア、性器ヘルペス、カンジダ、膣トリコモナス
分泌物の検査(女性):淋病(女) クラミジア 膣トリコモナス、カンジダ
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