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医療に関する専門用語を解説した用語辞典です。

非特異性多発性小腸潰瘍

非特異性多発性小腸潰瘍は、回腸末端を除く下部小腸に多い、多発性の浅い潰瘍で、若い人にみられます。  どちらも比較的まれな病気ですが、治療がむずかしく、慢性化しやすい特徴があります。

非特異性多発性小腸潰瘍の症状

潰瘍からの出血による下血(げけつ)、それにともなう貧血を認めることがあります。 貧血がきっかけで診断されることがよくあります

非特異性多発性小腸潰瘍の治療

原因不明のため根本治療がなく対症療法が中心となりますが、効果はあまり期待できません。  内科的治療で改善しない場合、潰瘍が深く腸に穴があいた場合、腸に狭窄ができ食物が通りにくい場合は、やむなく手術が実施されることがあります。