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医療に関する専門用語を解説した用語辞典です。

気管支喘息

気管支喘息とは、気管支の炎症により肺への空気の吸入・呼出が困難になる病気です。  
この症状は、発作性に起こることが多く、非常に強い呼吸困難が起こる時もあり、症状が消えてしまう時もあります。急に症状の変化があることから、時にはほかの人が病気であることを信じてくれないことさえあります。
【気管支喘息の症状】
空気の通り道の気管や気管支が急につまって息苦しくなり、呼吸のたびに「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という音が聞こえます(喘鳴)。さらに呼吸が苦くなると横になっていられず、座らなければ呼吸ができなくなります(起座きざ呼吸)。咳や粘着性の強い吐き出しにくい痰も出ます。
このような喘息発作は、通常は一時的なもので、気管支拡張薬の吸人などの治療で、または軽いものでは自然におさまります。しかし、重い場合は何日も呼吸困難が続き、苦しい思いをすることもあります。また、発作が突然に起こり、発作と発作の間に症状らしいものがほとんどないことも特徴です。