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医療に関する専門用語を解説した用語辞典です。

肺炎

細菌やウイルスなどの病気を起こす微生物(病原微生物)が肺に入り感染し、肺が炎症を起こしている状態を「肺炎」といいます。
病原微生物の多くは空気と一緒に身体の中へ入ってきます。普通は、人間の身体に備わっているさまざまな防御機能が働いて、これを排除します。しかし、何らかの原因で体力や抵抗力が落ちていて、病原微生物の感染力の方が上回ると、肺炎になるのです。

肺炎は、がん、心臓病、脳卒中に続いて、日本人の死亡原因の第4位になっている病気です。高齢者や慢性の病気を持っている方などは、とくに肺炎にかかりやすく治りにくい傾向があるので、予防や早めの治療が重要です。

【風邪と肺炎の違い】

  症状 期間
かぜ
  • 鼻水
  • くしゃみ
  • せき
  • ノドの痛み
38℃くらいまで 数日〜1週間くらい
肺炎
  • 胸にするどい痛み
  • 悪寒
  • 息切れ
  • せき
  • 全身のだるさ
  • 黄色〜緑色や鉄さび色のたん
  • 顔やくちびるが紫色
38℃以上の高熱 長く続く

息が浅くなる、呼吸が速い、ぐったりする、食欲が無いなどは、気づきにくい症状のため、肺炎と気づかないまま悪化させることがあります。“かぜだと思っていたら、肺炎になっていた”ということがないように、こうした症状が3日〜4日続いたら、肺炎を疑って、すぐに医療機関を受診しましょう。