咳エチケットの具体的な行動は、咳やくしゃみが出る前にマスクやティッシュ・ハンカチを使って、口や鼻を押さえることです。
咳やくしゃみによる飛沫感染を防ぐためにもマスクの着用を徹底しましょう。
マスクが手元にない場合は、ティッシュ・ハンカチ等で口や鼻を覆うようにします。
とっさの場合に用意できないときは反射的に袖で防ぐことも考えておきましょう。
またティッシュは使用したらすぐに捨ててください。ハンカチも複数枚準備しておくことをお勧めします。
その日使用したハンカチは、湿っている状態ではウイルスや雑菌の増殖につながります。何度も使わずに速やかに取り換え、使用後は洗濯して十分に乾燥(天日干し)をしておきましょう。
咳やくしゃみを防がなかったり、手で押さえてしまったりする場合は、それぞれ飛沫感染や接触感染の危険性があります。自分が辛い状態であることは理解できますが、感染者を増やさないためにもまわりのことを考えた行動をしましょう。
また発熱がある場合には注意が必要です。
身体が弱っている状態では、体内から細菌やウイルスを出そうと咳やくしゃみの回数も増えてきます。判断能力も落ちてきますのですぐに医療機関を受診してください。
まわりが咳エチケットを実施していてもウイルスが100%防げるとは言い切れません。なるべく100%に近づけるためにも自身で予防できることはしておきましょう。
細菌やウイルスに対しては手洗いとうがいが効果的です。
手洗い後は十分に水分を拭き取り、アルコール消毒をしておくことで自身だけでなく他人にうつす確率を低くすることができます。
うがいはうがい薬が効果的ですが、口内をきれいにした状態(歯磨き)でうがいをすることでも予防することがでると言われております。
喉を潤すことでせん毛の働きを高めることができるため効果が見込まれております。
そして何より1番大切なことは、睡眠不足や運動不足など生活習慣を見直すことです。
乱れた生活習慣を送られている方は健康について考え、行動するように心がけましょう。
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